この記事では新品金属パーツの塗装の事を書いていきます。
自動車板金塗装 金属NEWパーツの塗装
電着プライマーパーツの塗装
足付け作業
電着を剝がさない、削りすぎない
写真のようになりがちだがエッジがほとんど剥げている
足付けは電着を剥がしてはいけない。
作業性を無視すれば全面ケンマロンやスコッチブライトでするのが望ましい
作業効率を重視した研磨ではアシレックス辺りが主流だが本来は良くない電着層が薄くなる為
固い張のあるペーパーで凸凹を削るような作業を良く見ますが、電着層が錆びているもしくは
とても汚い以外はキズが付けばよいので凸凹を削る必要は無い(サフェサーで十分埋まるため)
密着 錆止めプライマー
ウォッシュプライマー系 EPプライマー系を塗装
足付で剥がれた部分の補助やキズをサンディングした部位もしくは全体に塗装し密着させる
錆止めではない 密着するから錆びない サフェサーでアルミ対応のような事を記載している
のは前のモデルよりも密着が向上した程度でやはり信頼性は低い
ノンサンディング使用
近年の流れ 作業時間短縮
電着をサンディングしないで塗装出来るのは非常にありがたいが
ノンサンディングプライマーを綺麗に塗装しなければ塗装のカラーベースから大きく影響してしまう、肌の大きな新車などは別として細かいラウンドを作るには難しい塗装の技術が大きく影響する作業性重視以外は好ましくないドア裏やインナーパネルぐらいならありがたい商品である
まとめ
新品パーツの凸凹を削りたくなるのはきっとあなたが日本人であるためで
製品に対しては残すのが一番良い、SNS等で電着に直接サフェーサーやひどい例ではカラーベースを
塗装している動画まで上がっているのに驚いてしまう、自社の仕事は直ぐ錆びますと宣伝しているのと
同じ、おそらく国産塗料メーカーしか塗装人生で扱っていないか勉強不足としか言いようがない
解っていてもアドバイスしない塗料メーカーも多い、コストが上がれば文句しか言われないからだ
一番良いのは電着を剥がさないで剥がれた部分もしくは全体に密着プライマーを塗装しサフェーサーで保護とサンディング層を作る、そしてサフェーサーを研ぎ塗装するのが理想だと思います。
近年の国産車でも塗装肌はラウンドも大きくなてきている事からすれば、磨き前提ではあるが密着プライマーからノンサンディングサフそしてカラーベースと塗装したほうが新車肌に近い場合も多いように感じる事も増えてはきている。
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